毎日夜は寝ながら充電……でもご安心?
毎日夜は寝ながら充電……でもご安心?
カテゴリ:お役立ち情報
今回は、iPhoneのバッテリー寿命に関係する
ちょっとした情報をお伝えいたします。
毎日使っているiPhone。
長く使えば使うほど消耗してしまうバッテリーですが、
それでも稼働時間をより長く保ちたいのは皆さん同じですよね。
長持ちさせるコツなんかを調べてみると、
「充電100%の状態で充電器の差しっぱなし厳禁!」
なんて書いているのを見たことがある方も多いはず。
とてもよく聞くこの通説、最近ではバッテリーの寿命にあまり関係ない可能性が高いみたいです。
iPhoneを含むスマートフォンに搭載されている、リチウムイオン電池!
これには充電回数によって決められた寿命があり、充電を行うごとにそのカウントが
増加していくと言われていました。
なので、iPhoneを充電器に差しっぱなしにすると100%→99%→100%のように
充電と放電を繰り返し、このカウントを進めてしまうとされていたんですね。
確かにそう聞くと、なんだか説得力が……
と思ってしまうところですが、どうやらこの言説は間違っているようです。
iPhoneに搭載されているリチウムイオン電池上の充電回数は、
100%→0パーセントを1回のサイクルとしてカウントされています。
例としては、50%→0%の消費を2回繰り返しても
バッテリーの消耗カウントは2回ではなく1回の扱いになる……みたいな感じですね。
これに加えて最近のスマートフォンには、充電が100%になると
過充電を防ぐために自分で充電をやめる機能がついています。
iPhoneのバッテリーについて解説された特集でも、iPhoneの機能として
本体のバッテリー容量が80%以上になったことを確認すると、「トリクル充電」
というバッテリーへ負荷がかかりにくい充電モードへ偏移すると説明されていました。
これらの要素から言えることは、結局バッテリーの寿命は
どれだけ使用したかに直結するということ。
充電器に差しっぱなしにして寝てしまったからといって、
そこまで神経質になる必要はないということですね。
もちろん、アプリなどが動いている状態で充電器に指しっぱなしにすると
iPhone本体が熱を持ち、熱に弱いバッテリーの劣化を急速に進めてしまいます。
バッテリーを際限なく消費することで、先ほどの充電サイクルを進めてしまう原因にも!
充電器に繋いだままでの放置がバッテリーの寿命に影響を与えることはほとんどないものの、繋いだまま使い続けるのはやっぱりNGってことですね。
周辺の気温が高くなりがちな夏場は特に注意です!
銀座通り沿い、今日も元気に営業中!
スマップル熊本店より、本日はバッテリーに関するお話でした。
2017年08月09日