寒いとバッテリーの減りが早くなるけどこれって劣化?そんな疑問にお答えします!
寒いとバッテリーの減りが早くなるけどこれって劣化?そんな疑問にお答えします!
カテゴリ:お役立ち情報
寒くなるとiPhoneのバッテリーの充電の持ちが悪いと感じることはございませんか?
iPhoneのバッテリーは高性能なリチウムイオンバッテリーなのですが、
実はこのリチウムイオンバッテリーの性質上、
周辺の気温が極端に低いとバッテリーのパフォーマンスが落ちてしまうんですよね。
パフォーマンスが落ちるといっても何のことかよくわからないと思うかもしれませんが、
バッテリーが電力を供給している時には内部で電子が移動する化学反応が起こっており、
周囲の温度が低下することでこの化学反応が鈍ってしまい、
結果供給電力の低下を招いてしまうんですよね。
そして、これは新品のバッテリーでも劣化したバッテリーでも同様に起こることなのですが、
劣化しているバッテリーだとこのパフォーマンスの低下現象がより顕著に現れてしまいますのでお気をつけください。
ちなみにiPhoneのバッテリーの寿命は1年半〜2年と言われていますが、
劣化したバッテリーは交換することでバッテリーの持ちを良くすることが可能です。
例えばこちらは交換したiPhone5sのバッテリーなのですが、
上から見た感じでは特に何も変化がないように見えますよね。
でも少し角度を変えてみてみると・・・
なんだか表面がデコボコしているのがわかります。
さらに横から見てみると、
完全な四角ではなく少し膨らんだ形をしていますね。
これはバッテリーの膨張と呼ばれる現象で、
劣化したバッテリーに特に多く見られるものです。
しかし全てのバッテリーが劣化したら膨らむというわけではなく、
この膨張現象は主に周辺の温度が極端に高い場所にiPhoneが晒された時に発生しやすくなります。
これは先ほどのパフォーマンスの話にも関係することなのですが、
周辺の温度が高い場合、バッテリーの内部で化学反応が異常に活発に進行してしまい、
その過程で有機溶剤が気化したり酸素などのガスが発生することがあり、
これが原因でバッテリーの膨張が起こります。
暑くなる夏場などはよく膨張してしまうことがあるので気をつけてくださいね。
そして、バッテリーが電力を供給する時に起こっている化学反応には回数制限があり、
充電と放電を繰り返していると徐々に残り回数を消費していくのですが、
暑いところにバッテリーが長時間晒されてしまうと急速に化学反応が進み、
その結果化学反応を起こせる回数が一気に消費されてしまうんです。
これがバッテリーが劣化するということになります。
そのため、バッテリーの寿命を長く保ち快適に使い続けるには、
まずは急速に劣化を進めてしまう暑い場所での使用を避け、
暑い時も寒い時もバッテリーがなるべく常温になるように使うことでトラブルを回避することができますので、
皆さんも是非実践されてみてくださいね!
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2019年02月22日