iPhoneXのFace IDの仕組みと注意点。
iPhoneXのFace IDの仕組みと注意点。
カテゴリ:お役立ち情報
スマップル熊本店のお役立ちブログへようこそ!
最近気温は暖かいんですが、天気が下り坂で雨の日が多いですね~
こんな日は歩道のタイルが滑りやすくなるので、
お出かけの際は滑ってこけないように気をつけてくださいね!
尻もちをつくだけならまだしも、
おしりのポケットにiPhoneなどのスマホを入れていたら高確率で故障してしまいますよ!
iPhoneは6以降ボディが薄くなり衝撃でボディが曲がりやすくなっています。
普段から尻ポケットに入れて持ち歩いている方は特にご注意ください!
それでは今回は、
iPhoneXの顔認証システム、「Face ID」について詳しく解説していきます!
と、その前にFace IDについてご存じない方もいらっしゃるかと思いますので、
簡単にご説明しますね。
Face IDとは
iPhoneXからホームボタンが廃止されたので従来の指紋認証(Touch ID)機能が無くなり、
その代わりに搭載されたのが持ち主の「顔」をセンサーで認識してロック解除する「Face ID」です。
Face IDはTouch IDと同様にホーム画面のロック解除のほか、Apple Pay等の支払いにも使用できます。
また、指紋認証のTouch IDが誤認証で突破される確率が5万分の1であったのに対し、
Face IDは100万分の1の確率でしか突破されないらしく、
セキュリティは向上している模様です。
Face IDの仕組み
続いてiPhoneXのFace IDの仕組みについてですが、
これは「TrueDepthカメラ」という、
複数のカメラとセンサー類からなるカメラシステムによって、
顔の形や凹凸を読みとるところからはじまるんです。
iPhoneXの使用者が目を開けた状態で画面を見つめるとこのTrueDepthカメラが起動し、
内蔵されている超小型ドットプロジェクターから3万以上の目に見えない赤外線ドットが顔面に投射されます。
するとこのデータを元に詳細な顔面の深度マップ(顔認証に必要なデータ)が作られ、
そのデータはiPhoneXの脳ともいえるA11 Bionic チップの「SecureEnclave」という部分に送信されます。
そして、この「SecureEnclave」内のニューラルエンジンが、受信したデータと最初に登録された顔のデータを照合し、
ロックを解除するかどうか認証するという仕組みなんです。
書いてて思いましたが、すごい技術ですよね。
この技術を応用すればカメラで写すだけで物体の3D画像モデルとか作れてしまいそうです。
やっていることは半分3Dスキャナみたいなことですもんね。
因みに、メガネや煙草をくわえる等、
最初に登録している顔に異なるものがついている場合認証に失敗することがあるそうなので、
使用されるときには注意が必要です。
逆にメガネをかけた状態で登録していると、
同じようなメガネをかけた顔の似ている兄弟でも認証できてしまった・・・
という海外の事例も報告されているので、
いくらセキュリティが向上したとしてもまだまだ改善の余地がある機能なのかもしれませんね!
と今回はここまで。
これからもiPhoneXの新機能の情報を発信していくので、
興味のある方は是非ご購入の際の参考にされてくださいね!
2017年11月08日