【iPhone5 バッテリー交換】膨張したバッテリーを診断してみた。その驚きの結果とは??
【iPhone5 バッテリー交換】膨張したバッテリーを診断してみた。その驚きの結果とは??
カテゴリ:iPhoneバッテリー交換修理のブログ
本日ご紹介するのはこちらの修理。
iPhone5のバッテリー交換修理です。
長年使った後、お子様におさがりとして渡したiPhoneとのことで、
『突然電源が落ちる。またバッテリーの残量表示もおかしいみたい。』という症状でお悩みになりお持ち込みいただきました。
典型的なバッテリーの劣化症状ですね(^_^;)
試しに上から押さえてみると・・・
写真のように紫のラインが出ています∑(゚Д゚)
バッテリーが内部から液晶を圧迫している状態です。かなり膨張していることが考えられます。
こちらcoconut BatteryというMac専用のバッテリー診断ソフトの結果です。修理屋じゃなくても使えますので気になる方は是非(・∀・)
– Cycle Count : 1,101
– Full Charge Capacity : 439 mAh (30.5%)
とあります。
まず上。
充電回数じゃないですよ?充電サイクル回数です!(合計100%の容量を充電した時に1回とカウントしています。)
iPhoneのバッテリーは、この充電サイクル回数が400に達した時が交換時期だと言われています。
実に2.5倍以上もの回数を充電しているわけです((((;゚Д゚)))))))
次に下。
フルチャージキャパシティ。読んで字の通り、バッテリーに充電できる最大容量です。
『1,440 mAh』というのがiPhone5本来のバッテリー容量。今回のiPhone5はその3分の1以下にもなる『439 mAh』しか充電できないということです。減りが早かったり、表示がおかしくなるのはこのせいでしょう。
中を開けてみましょう。
見事に膨張していますが、そこまで汚れているわけではありませんでした。実に4年近く使われていて未だに動いていること自体がすばらしいですね(・∀・)
とりだしたバッテリーがこちら。
だいぶふっくらしていますね。iPhoneの内部構造は結構ギチギチにできているので、ちょっとでも膨らんだだけでも致命傷なのです!!
バッテリーの膨張による画面の浮きを放置していると、そのまま液晶がつかなくなったり、最悪の場合バックライトの寿命が切れてそのまま帰らぬiPhoneとなることも・・・( ;∀;)
バッテリーの交換作業20分を経て、交換後の状態がこちらです。
iPhoneはそのままに、バッテリーがここまで快適に復活!!o(≧▽≦)o
お子様もご満足されていたようで何よりです(・∀・)
続々と新機種は出るものの、バッテリーの持ち時間や画面の大きさ、本体の大きさなど、昔のiPhoneの方が圧倒的に使いやすかった!という声も多数ございます。
スマップルでバッテリーの交換を行い、手に馴染む使いやすいiPhoneを、まだまだ長く使っていきましょう!!
以上、スマップル熊本店からのご紹介でした!
2017年12月25日