iPhoneの指紋認証が反応しない!そんな時の原因と対策教えます
iPhoneの指紋認証が反応しない!そんな時の原因と対策教えます
カテゴリ:お役立ち情報
皆さんは普段からiPhoneの指紋認証機能は使っていますか?
最新機種であるiPhoneXには顔認証機能が搭載されたので無くなりましたが、
まだまだiPhoneの指紋認証機能を利用している方は多いと思います。
わざわざパスコードを入力せずに、
ワンタッチでホーム画面に入れる指紋認証はとっても便利ですよね。
ですが、たまに指紋を読まない事ってありませんか?
今回は普段何気なく使用しているホームボタンの指紋認証の仕組みと、
指紋を読まないときの対策方法についてご紹介したいと思います。
指紋認証の仕組み
iPhoneX以外のiPhoneの超重要なパーツ「ホームボタン」。
指紋認証を行う時はこのホームボタンの上に指を置く事になりますが、
このホームボタンの下には指紋を読み取るために何万もの微小な電極が埋め込まれています。
iPhoneの指紋認証方式は「静電容量方式」といい、
ホームボタンの上に指が置かれると、凹凸のある指紋の凸部分のみがセンサーの直上に触れる形となり、
触れた部分の電極と指紋の凸部分との間に電荷が溜まります。
そしてこの電荷が溜まった部分を繋ぎ合わせると、
正確な指紋の画像データを作ることが出来るというのが指紋を読み取る仕組みです。
例えるなら、
砂鉄が振り撒かれた紙の下から蚊取り線香の形の磁石を近づけると模様が浮かび上がるような感じです。
これは指紋の接している部分にわずかに汗などがあり、
電気を通す電解質が含まれているから可能になっています。
指紋認証が反応しないときの対策
では指紋認証が反応しにくい時はどうするのかという話なんですが、
上記の仕組みにより指紋の凸部分のみ検出しているので、
汗を掻きすぎて指先が湿り気を帯びている時は、
凸部分だけでなく凹部分にも電荷かが集まってしまうため正しく指紋が読めない状態になっています。
なので、そういう時はティッシュ等でしっかり指を拭いてからもう一度試してみて下さい。
また、極端に指先が乾燥してしまっている場合も正しく指紋を認識できません。
こういう時は少し指先を温めて発汗を促すと反応しやすくなります。
ホームボタンが故障してしまうと指紋認証は使えなくなる
また、何をやっても指紋認証が反応しないというケースもありますが、
これはホームボタンが故障している可能性もあります。
先ほどの説明にもありましたとおり、
ホームボタンの下には何万もの微小な電極が存在しセンサーの役目を担っているので、
落とした時の衝撃などでホームボタンにダメージを受ければ内部のセンサーが損傷し機能しなくなることもあります。
そして、iPhoneのホームボタンは指紋認証のセキュリティを上げるために出荷時に本体とペアリングされており、
今ついているホームボタンは唯一無二の存在となっています。
よって、故障したホームボタンを新しい別のホームボタンに交換してしまうと、
その時点でペアリングが切れてしまい、ボタンとしての機能は使えるものの、
指紋認証機能は未来永劫失われてしまいます。
本当に繊細なパーツですので、皆さんもホームボタンの損傷には十分お気を付けください!
スマップル熊本店からでした!
2018年01月10日