アップデートしたiPhoneが使い辛い。iOSダウングレードできるかも
アップデートしたiPhoneが使い辛い。iOSダウングレードできるかも
カテゴリ:お役立ち情報
iOSをアップデートして使い辛くなった…
といった経験をした方は少なくないのではないでしょうか。
そうなった場合に元に戻したい…と思った際にダウングレード出来たら!ということもあるかと思いますので、可否や方法についてご紹介します。
まず、「ダウングレード可否」についてですが、
→条件さえ合えば可能
となります。
その条件として、
Apple側での旧iOSバージョンの署名が有効。
該当するiOSバージョンファイルがPCにある。
この署名が有効になっていないと、いくら古いiOSファイルを持っていてもダウングレードができません。
iOSの署名とはインターネットなどでも使用されるデジタル署名(証明書の発行)といったもので、ダウングレードしたいiOSの署名が有効でないと、Appleで証明書が発行されず、作業が途中で中断してしまうことになります。
この記事を書いている2018/01/21現在の最新iOS11以外にダウングレード出来るiPhoneは3GS以前の端末とiPhone4sとなっています。
新しいiOSのバージョンが出てすぐなどはアップデート後、旧バージョンの署名も有効になっているため、不具合が発生した際に戻すことも可能となっているようです。
iTunesとiPhoneを繋ぎ、繋いだiPhoneの概要を開くと、現在のiOSバージョンが表記された下に、『更新』『iPhoneを復元…』という2つのボタンがあります。
※復元を実施すると、保存データは消去されます。
この復元のボタンをキーボードのShiftを押しながらクリックすると、アップデートファイルを指定できるため、該当する旧アップデートファイルを選択。
正常に作業が開始されれば、あとは待つだけで、旧バージョンへのダウングレードが完了します。
※アップデートをPCで実施している場合は、アップデートファイルがPC内に残っている場合があります。
PC内検索で %appdata% で検索を実施し、開いたフォルダから
Apple Computer > iTunes > iPhone Software Updates
と進んだ先にダウンロードされているアップデートファイルの一覧が表示されます。
・ダウングレードする際のデータについて
復元作業となるため、内部データは初期状態となります。
バックアップからの復元を行う場合は、バックアップのiOSバージョンがダウングレードしたiOSバージョンより前のものではないと、仕様上バックアップの復元は実施できません。
⇒バックアップのiOSバージョンがiPhoneのiOSバージョンより新しい場合は使用できない。
新しいバージョンが公開されてアップデートしてみたけど使い辛かったり、不具合で使えないといった場合は、ダウングレードして元に戻すのもいいかもしれませんね。
2018年01月21日