パンダiPhoneの修理
カテゴリ:修理ブログ
iPhone修理をするうえで、当店だけのマイナーネームだと思いますが、パンダiPhoneと呼んでいるものがあります。
由来としては見た目から来るもので、iPhoneのパネルふちの色と、ホームボタンの色が白黒で異なっているものを指します。
お分かりの通り、単純に見た目からのネーミングです。
今回のご依頼があったiPhoneはパンダ状態での修理ご依頼でした。
パネルが白、ホームボタンが黒のiPhoneです。
本体カラーがスペースグレイのため、元々は画面も黒だったそうですが、以前画面割れの際に白での修理をお願いしたとのことでした。
画面を白にするならホームボタンも白くすればいいのでは?と当然疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
色を合わせた方が、見た目に問題なくなりますが、基本的には交換はお勧めしません。
これには理由があります。
iPhone5s以降のTouch ID(指紋認証)が搭載されたホームボタンは、出荷時に本体とマッチング(紐づけ)されているため、別のホームボタンに変えてしまった場合、Touch IDが使用できなくなります。
当店としても、ホームボタンが故障してしまい、Touch IDが使えずとも、物理ボタンとしての使用を希望された場合のみ、交換を実施しています。
なお、iPhone7以降はホームボタンがデジタル化(実際に押すのではなく、バイブレーターが動き押したように錯覚)させている為、ホームボタンが故障した場合、ホームボタン全ての機能が使用できず、交換してもほぼ改善しなくなっています。
こういった経緯から、パネルの色を変えるとホームボタンはそのまま使用するため、パンダiPhoneが誕生します!
画面の破損状況としては、上部のパネルが抉れて中がみえており、ガラス割れと一緒に液晶に黒いシミが発生していました。
ここまで破損していると、割れた隙間から水分が入り込み、水没が発生することや、画面パーツの不具合により、思わぬ障害が発生することもあります。
今回修理に伴い、画面の色はもとに戻したいということで、黒に戻して画面交換を実施しました。
交換を行い、通常のカラーに。
操作も問題なく、動作確認をする中で、お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、バッテリー残量が、修理前と明らかに違います。
これは修理の際に時々発生する現象で、原因としてはバッテリーの不具合が原因の場合や、画面故障により、残量表記に不具合が発生している場合があります。
このような症状は、バッテリーの接続を切って再接続や、画面交換で改善するため、修理作業工程として、ショートすることを防ぐため、バッテリーの接続を外した状態で作業を行い組み立てますので、これにより正常な表示になった可能性があります。
充電チェックで正常にできましたので、これにて作業完了です。
本体不具合が再起動で改善しない場合、思わぬパーツの故障が原因となっていることもありますので、故障や不具合でお困りの際は、お気軽にご相談ください。
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2018年02月04日