Wi-Fiトラブル① Wi-Fiが繋がらなくなったら…
ご自宅、会社、学校など、
今はどこに行ってもWi-Fi環境が
整っています。
そんな便利なWi-Fiですが、
突然繋がらなくなったり、
Wi-Fiの電波を上手く
検知できない場合があります。
Wi-Fiが使えないと、スマホの月の
使用パケット量が上限を超えてしまい、
通信制限になることも…
故障だ!!!と判断する前に、
設定を見直すだけで改善できることも
ありますので、そんな症状に陥った場合は、
ご紹介する項目を参考にされてください。
そもそもインターネット自体に
繋がらない場合は、ダブルルーターに
なっていしまって通信が阻害されて
しまっていたたり、環境が変わった場合は、
接続設定(プロファイル)が
重複してしまい、接続不可能と
なっていることも。
⇒モデムにルーター機能があり、
別途無線ルーターを準備した場合は、
モデムのルーター機能を無効(OFF)に
する必要があります。
プロファイルが重畳している場合は、
不要なプロファイルを削除する必要が
あります。
※設定変更については項目名など、
ルーター毎にことなりますので、
ご自身のルーターのマニュアルを
ご確認ください。
◆繋がらない(検知できない)
・通信規格を確認
Wi-Fiの電波には通信帯域が
2.4GHzと5GHzの2種類があります。
~2.4GHz~
2.4GHzは従来より存在する帯域で、
多くの端末に対応。
障害物に強い。
帯域の近いものが多いので、
電波干渉を受けやすい。
※電子レンジを使用すると
一時的に接続が切れてしまうことも。
~5GHz~
2.4GHzに比べて高速通信が可能。
近い帯域を使い物が少ないため、
電波干渉を受けにくい。
障害物に弱いため、壁等が多い場所では
電波が弱くなることも。
検知できない未対応の端末がある。
※スマホでは接続できるが、
携帯ゲーム機は繋がらない
(検知できない)といったことがある。
→設定接続したい端末が
対応している通信帯域か確認する。
・接続台数が多い
Wi-Fiを利用すると、複数台の
接続ができますが、接続する端末毎に、
IPアドレスという数字の名前のようなもの
が割り振られます。
基本自動取得となっている為、
多くの端末を接続している場合、
同じIPアドレスが割り振られてしまい、
うまく接続出来なくなることがあります。
→接続し直したり、端末を再起動すると
改善できる場合があります。
・セキュリティ設定
Wi-Fi電波には、暗号化(鍵)の設定ができ、
その設定をすることで、暗号化設定で
指定したパスワードを入力した端末だけが
Wi-Fiに接続が出来るようにできます。
このパスワードには種類があり、
接続したい端末が未対応の
暗号化方式の場合は接続に
失敗してしまいます。
~WEP方式~
多くの端末に対応。
解析されるソフトがあるため、
解析されやすい。
悪意のあるものが接続し、
設定変更等される可能性がある。
(※通常の環境では問題はありません)
~WPA方式~
WEPの強化版。
主流になってきている暗号化規格。
WEPの脆弱部分を見直して
高度な暗号化を実現。
現時点の解読は出来ないと言われている。
未対応な端末が存在する。
このように、通信が繋がらない場合、
ご自身の環境の影響も考えられますので、
参考にされてみてください。
設定を見直しても改善できない場合は、
使用端末のWi-Fi機能が
故障しているかもしれません。
iPhoneであれば、充電部分のパーツに
Wi-Fi機能も付随しており、
パーツ交換で改善できることがあります。
故障でお困りの際やご質問など、
スマップル熊本へお気軽にご相談ください。
次回は通信速度について書きます!!
↓↓続き↓↓