【iPhone終了のお知らせ】「iPhoneは使用できません」の恐怖!いったい何故?
本日は最近珍しくなったiPhone4の画面修理の依頼が入りました!
iPhone4やiPhone4Sは最近のモデルとは全く作りが違うので、
画面を外すだけでも結構時間が掛かります。
早速修理の模様を見ていきましょう。
iPhone4の画面修理
ご覧ください。
元の画像がどんな状態か分かりませんが、
私には
「エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」
の最終シーンを彷彿とさせる液晶画面です。
早速電源を切って分解していきます。
iPhone4、4Sが他のiPhoneと大きく異なるところは、
フロントパネルを簡単に取り外すことが出来ない点につきます。
最近の機種とは全く構造が異なり、
画面を外すためにはまず背面のパネルをスライドさせて取り外し、
バッテリーや基盤を外していかなければ液晶画面にたどり着けません。
コチラが背面のバックパネルを外したところです。
ここからバッテリーを外し、
バイブレーターを外し、
基盤を外し、
ドックコネクターを外し、
と作業していくことで、
ようやくフロントパネルを取り外すことが出来ます。
こうしてみるとかなり違和感ありますね。
普段見慣れている機種とはパーツの配置が逆になっています。
iPhone4Sから5に変わるときのフルモデルチェンジっぷりが半端ないです。
iPhone5から6に変わるときもそうでしたね。
あんなに薄くなるとは思いませんでしたが、
今ではこの薄さが一般的になってしまいました。
逆にiphone7から8へのモデルチェンジはマイナーチェンジと言っても良いでしょう。
iPhone7と8の内部構造は非常に似ていますからね。
ようやくフロントパネルを外すことが出来ました!
いやー長かったです。
私もiPhone7に変える前はiPhone4Sだったんですが、
実際にこうして分解してみるとその違いに驚かされます。
iPhone4や4Sはかなり古い機種ですが、
発売して8年たってもまだ使用できるというのはすごいです。
iPhoneシリーズはもともとの性能が高いので、
修理しながら長く使えるのも魅力の一つですね!
「iPhoneは使用できません iTunesuに接続」という文字が・・・
無事に液晶パネルを取り外すことが出来たので、
今度は新しい液晶パネルを仮付けして動作を確認しようとすると・・・
「iPhoneは使用できません iTunesuに接続」
・・・・・・
\(^o^)/オワタ~
まさにiPhoneからの死の宣告。
ファイナルファンタジーでは10カウント後に死亡してしまう、
「死の宣告という」状態異常がありますが、
実はiPhoneにも似たようなものがありまして、
パスコードのロックナンバーを11回連続で間違えると、
上の画像のような状態になりiPhoneが使用できなくなります!
通常では滅多にこのような状態にはなりませんが、
今回の様に液晶画面に異常がみられる場合、
iPhone側の誤作動で勝手にボタンが押されてしまい、
連続でパスコードの認証を間違えてしまう事があるんです。
もうこうなってしまうと、
iPhoneを初期化するしか元の使用できる状態にすることが出来ないため、
内部のデータは全て消えてしまいます。
そして、この状態で持って来られる方、
今回の様に修理中に新しい画面を付けたらこの状態になっているお客さんは、
結構沢山いらっしゃるので皆さんもお気を付けください!
できる対策としては、
iPhoneを落としたときに液晶がおかしくなってしまったら、
パスコードの認証画面には行かず、すぐに強制終了等で電源をOFFにしましょう。
スマップル熊本店からでした!